肥満とダイエット


 肥満度を表す指標にBMIというものがあります。これは1999年にWHOで基準が発表されていますが、18.5から25までが正常範囲とされています。
 以前は標準体重を目安にダイエットや糖尿病治療を行っていたのですが、標準体重の測定方法はいずれも身長や他の要素で問題があり、現在ではこのBMI法が広く用いられています。

BMI=体重(kg)÷身長(m)2

  《例》 体重60s、慎重160pの方の場合  60÷(1.6×1.6) = 23.4 

 ただし、これはあくまで統計的に病気になりにくい範囲を表しているもので、正常範囲だからと安心して良いわけではありません。最も望ましい指数は22程度ですが、ちなみに25を越えると高脂血症や高血圧などの生活習慣病になる確率は2倍以上になります。30を超えると肥満症として治療を要するとされています。
 近年では20代前後の若い女性に低いBMIの人が多く、いわゆる痩せが多いのも特徴です。当院にも「やせる鍼をお願いします」と言って来院する人がおりますが、「病的な肥満なら治療しますが、あなたは正常ですから自信を持ってください」とお答えすることもあります。

 さて、ダイエットのポイントですが、言うまでもなく適度な運動と食事制限です。
運動のポイントは、できるだけ空腹時に、20分以上を目安に行いましょう。食事制限のポイントは、無理をせず1・2割減らすところから始めましょう。脂肪分は控えめにしましょう。お金をかける必要は全くありません。
 最近はテレビや週刊誌でも、多くの情報が紹介されていますが、基本は自分に勝つことです。これにより、健康的な体だけでなく、健康的な心も獲得できると考えています。
 

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